ICPC本出ました

すでに書店に並んでいるようなのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ICPC に関わっている先生方が中心となって、紹介本をつくりました。

私もちょっとだけ、コラムのあたりでお手伝いしてます。コラムは基本的にコンテスタントとして大会に参加した OB・OG が書いてますので、実際の大会の雰囲気が伝わればなと。
これをきっかけに、ICPC に興味を持っていただける方がいたら幸いです。

V8 用の C++ クラスラッパユーティリティを書いているところ

C++ オブジェクトを Javascript オブジェクトと関連付けるためのノウハウがある程度たまってきたので、Javascript 向けバインディングを作るためのユーティリティを書いてみています。
ATL のような形で継承したクラスを作り、必要なメソッドを実装すればクラスができた〜みたいな形が一番「楽」だとは思うのですが、そこまではまだいくつも課題が残っています。

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用語の使い方について

こないだの「Wiki と Hash」の話(d:id:tossy-2:20090226:1235673415)に関連して。


http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/node/2371

「インターネットとメール」(ウェブとメールの意),IP(IPアドレスの意)などは古典的だが,最近はUSB(USBメモリの意)というのが目につく。先日も某所で「ウィルス対策が施されたUSB」または「書き換えを防止するためのスイッチがついているUSB」を使えというお触れ書きを目にした。

これを見て、用語の使い方が「気持ち悪い」という感覚には合点がいきました。
でもよく考えると、うちの親も PC 関係の話をするときにこういう風な用語の使い方をしているかもしれない。「ハード」「メモリ」(どちらも HDD の意)といわれたりして、「???」になったことが、そういえばあったような。
この場合は略しているというよりも、単純に「正しい」(とあえて書きますが)用語を教えられていないのでそういう風に言ってしまう、のかな。


いずれの場合も、聞く側が文脈をがんばって推測すれば(先日の「Wiki」などに比べれば)一意に定まらなくもないんですが、若干エスパー的だなあと思います。
そこまで聞く側に(一方的に)負担をかけるコミュニケーションってのもどうかなあと。

ネットバンキングの話(続き)

d:id:tossy-2:20090301:1235930458 ですが、その後ちょっと使ってみたら振込とかの操作のときは都度乱数の入力を要求されるのがわかりました。
そちらのほうで防いでおけば、入り口のパスワードだけが万が一洩れても不正に送金されるなどの実害はないので大丈夫、ってことでしょうか。


気づいた直後に italk でこれはどういうことなんだろうと予想を聞いてみたら、ログインが面倒だと苦情が出たんじゃない? という反応が返ってきましたが、さて真実やいかに。

確定申告いってきた

学校に行く途中に最寄の税務署へ。
いつもの源泉徴収票のほかに、今回は国民健康保険国民年金の書類、さらに昨年中に返ってきた税金の還付関係でとりあえず書類いろいろ持っていったら、机の上がわりと戦場になりました。
今回は一部書類は書いたものの、はじめて会場の PC で電子申告というものをやってみたわけですが、なかなか楽ですね。計算の結果ちょっと追加徴収分が出たので、近いうちに支払いにいかなければ。

ウイルスバスター重くないですか?

今日家に帰ってきてデスクトップ PC で作業をしていたら、Web ブラウジングがやたらと重くなっていることに気づきました。
Web サイトの URL を入力して飛ぼうとしても、サーバにアクセスしてページが開かれるまでに 1 分程度待たされるような状態。Google code とか、開けないページも多発。
おかしいなあと思いつつ、外界に ping してみたり、SSHhttps などの(http 以外の)プロトコルを試してみると特に問題なし。また同様にローカルネットの Web ページや、別のマシンでは問題がなかったので、当該マシンの環境を疑うことに。


ウイルスバスターのサービス類をひとつずつ on/off してみると、「フィッシング詐欺対策」のところを無効にしたらビンゴでした。
パケットとかは覗いてみてないのですが、昨日までは問題なかったような気がするので、問い合わせサーバが過負荷にでも陥ってるのでしょうかね。
通常怪しい URL は開かないようにしているので、必要ないかと思って off 固定にしてしまいました。:-p

MUFGのネットバンキング

一昨年海外からクレジットカードの利用履歴などの情報を照会するために、三菱東京UFJ銀行のネットバンキングを使ったのですが、こないだひさびさにアクセスしてみてシステムがかなり変わっていたのでびっくりしました。
このネットバンキングのサービスでは、契約時に乱数表を書いたカードが送付されてきます。このカードを用いて、以前は本人確認のために毎回契約者番号+パスワード+カードの乱数をひとつ入力、といった形で認証していたのが、先日見たところいつからかはわかりませんが、契約者番号+パスワードでの認証に変更されたようです。
もちろんパスワードの設定時には口座名義や同契約者カードにある乱数の入力などが必要なのですが、普段使いでは認証要素が減ることになりますからセキュリティリスクが(単純に考えて)増えるような気がするのですが…。


ちなみに、ネットバンキングサイトの「セキュリティ」のページはアップデートされていないのか、まだこう書いてあります。

ご契約番号、ダイレクトバンキング専用パスワードやインターネットバンキング用パスワードに加え、「ご契約カード」を使い、毎回異なった「確認番号」の入力をしていただくことにより、お客さまの本人確認を行なうなど高いレベルの本人確認方法を採用しています。